2023秋|親子で楽しめる SDGs関連イベント〈首都圏〉

2023秋|親子で楽しめる SDGs関連イベント〈首都圏〉

目次

    連休や祝日が多く、気候が良い秋のシーズンは、どこに行こうかと考えるのも楽しみですね。
    今回の記事では、SDGsやサステナビリティの考え方に触れることができる、秋のおでかけにぴったりのイベントをご紹介します。

    ※ SDGsに関連する展示会の情報はこちらの記事をご覧ください。


    フェスティバル

    こどもエコまつり|千葉みなと

    千葉大学の環境ISO学生委員会と京葉銀行が2017年度より協同で実施しているecoプロジェクトの一環としておこなわれる、”ゲームや工作を通してSDGsを学ぶ”キッズイベントです。

    使わなくなったTシャツやペットボトル、牛乳パックなどを使った作品作りのワークショップや、ボウリングやカードゲームを通してSDGsを学べるゲームコーナーが出店します。子どものエコ意識を育むきっかけになりそうです。

    開催日程: 2023年11月23日(木・祝)10:00~16:00
    会場: 京葉銀行千葉みなと本部

    イベント情報出典:千葉大学「ニュース・イベント情報」

    秋のキッズフェスタ2023|代々木公園

    3年ぶりの開催となる「秋のキッズフェスタ2023」では、30以上の体験教室やブース出展、トークショーなどがおこなわれます。

    「親子で楽しもう!ラジオ体操」、「森の釣り名人」、「火起こしチャレンジ」、「食育ワークショップ」、「書道体験」「月面探査車「YAOKI」の操縦体験」「SDGsを学んで羊毛石鹸を作ろう」など、アウトドア・スポーツ・食育・文化芸術など幅広いジャンルの体験を通して、環境や多様性、健康といったSDGsの考え方に触れることができます。

    一部のイベントは事前申し込みが必要です。詳しくは下記リンク先にてご確認ください。

    開催日程: 2023年10月28日(土)10:30~15:30
    会場: 国立オリンピック記念青少年総合センター/代々木公園(東京・渋谷区)

    出典:国立オリンピック記念青少年総合センター

    かわさきSDGsパートナーまつり2023 |川崎市

    川崎市制100周年記念プレ事業としておこなわれる、SDGsイベントです。「みんなでSDGsにふれよう!」というテーマのもと、企業・団体・教育機関がブース出展とステージ企画をおこないます。

    「海の豊かさを守ろうfromかわさき」、「オリジナルロケットをつくってみよう!」、「ゴミ分別ゲーム」、「かわしんキッズマネースクール」、「循環型教育で質の高い教育をみんなで!」など、SDGsの取り組みの柱である「環境・経済・社会」について体験できる34の参加型ブースが登場。

    開催期間: 2023年10月28日(土)・29日(日)10:30~16:30
    会場: NEC玉川ルネッサンスシティホール/玉川事業所公開空地(武蔵小杉・向河原)

    (出典:川崎市「かわさきSDGsパートナーまつり2023」)

    SDGs FES in EDOGAWA suppoted by TGC|江戸川区

    江戸川区が「SDGs17のゴール」をベースに独自に定めた「SDGsえどがわ10の行動」を楽しみながら学び・体験できるイベントです。

    幅広い世代で楽しめるステージや、「10の行動」を体験できるブース、フードエリアなどが盛りだくさん。当日の様子は東京ガールズコレクション(TGC)公式YouTubeチャンネルで配信されます。

    江戸川区は9月25日から12月9日の約2ケ月間にわたり「SDGs Season in EDOGAWA」を実施、「思いやり、そして、未来へ」をテーマにSDGsの啓蒙をおこなっています。

    開催日程: 2023年10月28日(土)10:00~15:00
    会場:  葛西臨海公園 汐風の広場(東京・江戸川区)


    ハロウィン

    吉祥寺ハロウィンフェスタ2023|吉祥寺

    今年の吉祥寺ハロウィンフェスタは、「SDGs×吉ハロ―プラスチックフリーをはじめよう―」というテーマで開催されます。

    ハロウィンイベントを通じて、プラスチックが環境に与える影響について学び、プラスチックをできるだけ使わないためにどんなことができるかを考える仕掛けを用意しています。4日間の会期中には、お菓子ラリーをはじめ、仮装パレード、フォトコンテストなどがおこなわれます。

    親子で楽しみながらSDGsを学ぶきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

    開催日時: 10月25日(水)~29日(日)
    会場: 吉祥寺駅前平和通り(東京・吉祥寺)


    イルミネーション

    目黒川みんなのイルミネーション2023|東京・品川区

    五反田駅から大崎駅周辺エリアの目黒川沿道の並木をLEDで装飾したイルミネーションが楽しめます。このイルミネーションに使用される電力エネルギーは、周辺地域の家庭や飲食店から回収した使用済みの食用油をバイオディーゼル燃料にアップサイクルしたもの。地産地消の電力エネルギーを使用して点灯し、サーキュラーエコノミーを実現しています。

    開催日時: 2023年11月10日(金)~2024年1月8日(月・祝) 17:00~22:00
    会場: 品川区立五反田ふれあい水辺広場(東京都品川区東五反田2-9)、目黒川沿道


    飲食

    横浜オクトーバーフェスト2023|赤レンガ倉庫

    20周年を迎える“ビールの祭典”「横浜オクトーバーフェスト2023」が今年も横浜赤レンガ倉庫で開催されます。

    会場では本場さながらのドイツビールやフードはもちろん、ドイツ楽団による生演奏もおこなわれ、伝統的なオクトーバーフェストの雰囲気を満喫できます。

    「笑う、サステナブル」をテーマに、「店舗で使われる食器や包装材の脱プラスチック推進」、「会場内の発電機にGTL燃料*を使用」「グラスデポジット制の採用」「イベントで出た廃食用油をSAF原料**として活用」といったSDGsの取り組みもおこなわれており、イベントを楽しみながら意識せずにSDGsに貢献できる仕掛けになっています。

     *天然ガスから生成された軽油代替燃料。従来の軽油を使用した場合よりCO2を約8.5%削減できる。
    **持続可能な航空燃料。従来の航空燃料に比べCO2排出量を約80%削減できる。

    東京味わいフェスタ2023|丸の内・豊洲・日比谷・有楽町

    東京産食材を使った料理を味わい、体験することで「農」や「食」の多彩な魅力を発見するイベント「東京味わいフェスタ 2023(TASTE of TOKYO)」が今年も開催されます。丸の内・豊洲・日比谷・有楽町の4エリアに分かれて、キッチンカー・レストラン・マルシェ・ステージイベント・ワークショップなど、趣向を凝らした催しがおこなわれます。

    丸の内エリアでは、家庭で余っている食品を回収し、フードバンク等を通じて支援を必要とする個人や団体に寄付する活動をしている「東京フードドライブ」や、集めた廃食用油を原料に航空燃料「SAF」をつくる活動をしている「Tokyo Fry to Fly Project」も出展します。最も規模が大きい豊洲エリアでは、農業ひろば・林業ひろば・水産業ひろばにおいて、バラエティ豊かな体験型ワークショップが開催されます。

    東京の農林水産業にふれながら自然環境保護や食の未来などについて考える機会を持ってみてはいかがでしょうか。

    スポーツ

    スポーツフェスタ2023 in国営昭和記念公園|立川

    国営昭和記念公園で開催されるスポーツフェスタ2023では、約20のスポーツプログラムやステージ企画が実施されます。

    「ボルダリング体験」、「たちかわ競輪 スピードチャレンジ」、「トランポリン体験」、「カバディ体験」、「オーストラリアンフットボール体験」など日常で触れる機会の少ないスポーツを幅広く体験できます。

    また、東京2020大会パラリンピックの競技種目だった「パラ・パワーリフティング」や、子どもから高齢者まで年齢を問わず楽しめる「ウォーキング・フットボール体験」は、多様性を考えるきっかけになるかもしれません。

    アート

    Tokyo Midtown DESIGN TOUCH |東京ミッドタウン

    「デザインを五感で楽しむ」をコンセプトに2007年から開催しているデザインの祭典です。

    2023年は「いざなうデザイン-Draw the Future-」をテーマに、デザインの力で自然環境との新しい関係を構築するサステナブルな未来を表現します。

    敷地内の庭園には、建設時に廃棄物として捨てられる土と自然素材の硬化剤を混ぜ合わせたものを3Dプリンタで造形した循環型インスタレーション「土の群像」や、水資源問題に意識を向け行動変容にいざなうインスタレーション「Reflections on Water」などが展示されます。

    また、サステナブルな未来を考えるトークセッション、ワークショップ、作品展示などもおこなわれます。

    私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために|森美術館

    今年20周年を迎える「森美術館」(東京・六本木ヒルズ)では、企画展「私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために――環境危機に現代アートはどう向き合うのか?」が開催されます。

    本展では、「世界共通の喫緊の課題である環境危機に対し現代アートがどのように向き合い、私たちの問題としていかに意識が喚起されるのか」というテーマのもと、世界16か国、34人のアーティストによる作品を紹介します。

    輸送を最小限にするため、身近な環境にあるものを素材として再利用した作品が多く出展されるのも、この企画展の特徴です。森美術館を一つの環境と捉えて半径1キロメートル四方に生えている植物を調査・採取して押し花にした作品、六本木から銀座への道すがら発見したものを組み込んだインスタレーション、東京近郊の病院の廃材を素材とした絵画インスタレーション、ゴミを高温で溶解させたスラグと大理石を並置するインスタレーション、貝殻を観客が踏みしめる感覚と音を体験できる作品などがあり、現代アートを通して環境危機を考える機会になるはずです。

    なお、観客によって粉砕された貝殻は、展覧会終了後、セメントの原料としてさらに再利用される予定です。

    開催期間: 2023年10月18日(水)~2024年3月31日(日)10:00~22:00(火曜日は17:00まで)
    会場:  森美術館 (六本木ヒルズ森タワー53F/東京・六本木)


    サイエンス

    キッズイベント「水の不思議を体験しよう!」|水の科学館

    東京都水の科学館ではこの秋、水資源や水源の生態系、水の性質について楽しく学べるキッズイベントが複数開催されます。

    水源林を舞台にした紙芝居公演や「ハロウィンクイズラリー」、「浮沈子作り」、水の循環が一目でわかる「ガーランド作り」、水道水水源林の中に隠れた動物や虫を探す「森のいきもの探検隊」など、小学生までの子どもが楽しめる体験イベントが盛りだくさん。

    水の不思議と大切さを科学の視点で紹介している体感型の常設展示とともに親子で楽しんでみてはいかがでしょうか。

    開催期間: 2023年10月~12月(開催日程の詳細は下記のリンク先をご確認ください)
    会場: 東京都水の科学館(東京・有明)
    対象: イベント参加は小学生以下が対象(常設展示は年齢制限なし)


    科学ワークショップ|科学技術館

    科学技術館ではこの秋、さまざまな科学ワークショップや実験プログラムが開催されます。ろ過が世界の水不足の課題解決に役立っていることを学べる実験「【ろ過】で地球の水について考えよう」、地球環境とエネルギーについて知ることができる「体感!なぜ?なに?地層処分!!」などはSDGsの学びにもつながりそうです。

    また、充実した常設展示の中には、使わなくなった自動車のリサイクルの流れがわかる展示や、回収材料の実物展示などを通して家電リサイクルの取り組みを紹介する展示、再生可能エネルギーを研究する実験ステーションなど、環境について考えるきっかけとなる展示も数多くあり、1日中楽しめます。

    サステナビリティハブ編集部

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    サステナビリティに関する情報を、日本から世界に発信していきます。